Underwater Exploration潜水探査Exploration

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潜水探査とは?

海底に沈んでいる不発弾等の危険物を発見するために潜水士が潜行し、簡易磁気探査機(MB-120)及び突き棒を用いて海底で探査作業を行うことを潜水探査といいます。潜水探査作業を行い、当該の磁気異常物が危険物(機雷、爆弾、砲弾などの不発弾)かどうかを判断します。危険物でなければ揚収し、必要な手順を踏まえ処理します。危険物であれば動かさずにその場で全形を現し、関係各所に連絡します。
潜水探査作業風景
Types of underwater exploration

潜水探査の種類Main equipment

異常点探査

事前に磁気探査により検出された磁気異常点を中心とした半径15.0mの円形を異常点1点とします。その円形内をくまなく潜水探査し、磁気異常物を発見します。
探査区域内の綿密な探査方法
エアーリフトによる土砂撤去

01設標

測量船にてGNSS(DGPS)を使用し、磁気異常点に投標します。設標の精度を高めるため、潮流に影響を受けないよう鉛製の錘を使用します。

02潜水士船 投錨、固定

設標した磁気異常点に対し、各潜水士船が投錨し固定します。この時、風向、潮流等の気象、海象を考慮した上で、各潜水士船が連絡を取り合い干渉し合わないように投錨、固定を行います。

03潜水士 潜行、探査

潜水士は設標された錘のロープを下がり綱として潜行して行き設標点に向かいます。海底面着底後、設標点を基点として目盛1.0m間隔の基線ロープを張り、基点から1.0mの部分を始点とし、簡易磁気探査機を左右に振りながら、基点を中心に半径1.0mの円を一周回ります。円を一周し、基線ロープに着いた所で1.0m離れた次の点を確認して、今度は逆方向に一周します。その後も同様に、基線ロープを始点とし、1.0m間隔で右まわり左まわりを交互に歩きこれを15回繰り返します。交互に歩く理由は、潜水士のエアーホースの捻れ防止のためと、補助ロープが絡まないためであります。通常、簡易磁気探査機の有効範囲は2.0mですが、それを間隔1.0mにする事でより綿密な探査を行う様にします。

04磁気異常物の現し、揚収

簡易磁気探査機の反応を確認しつつ磁気異常物の位置を確定した後、磁気異常物を現す作業に移ります。この時、海底土砂の性質により掘削する道具を選びます。埋没深度が深い磁気異常物(概ね1.2m以深)に関しては掘削・現し作業に時間を要するので、エアーリフトを使用し、作業効率の向上を図ります。磁気異常物の形状が現れ、危険物と思われる場合は作業を中止し、関係各所に連絡を取り支持を仰ぎます。(この時、危険物らしきものの位置に国際信号機B旗を掲げます。)危険物ではないと判断できれば揚収作業にかかります。磁気異常物揚収後、その箇所から再度探査作業を開始し、残りの探査区域内を探査します。

※1交互に歩く理由は潜水士のエアホースの捻じれ防止と補助ロープの絡み防止のため
※2一般的な簡易探査機の有効半径は2.0mですが、弊社ではそれを1.0m間隔でより綿密に行います。

簡易探査

探査区域が狭小又は水深が浅いため磁気探査船での作業が困難な場所、又、鋼製構造物の影響がある岸壁際、ボーリング箇所、単独杭打ち箇所において簡易探査を行う。
探査区域内の綿密な探査方法

01設標

測量船にてGNSS(DGPS)を使用し、探査区域4か所に目印となる竹を投票します。その内の一辺に検綱を張ります。

02潜水士船 投錨、固定

設標した探査区域に対し、各潜水士船が投錨し固定します。この時、風向、潮流等の気象、海象を考慮した上で、各潜水士船が連絡を取り合い干渉し合わないように投錨、固定を行います。

03潜水士 潜行、探査

潜水士は検綱の張ってある竹の設標点に潜行します。海底面着底後、検綱を張ってある辺と相対の辺を簡易磁気探査機を左右に振りながら往復します。検綱を張ってある辺に戻り検綱を辿って前進し、そこから同じ様に相対の辺を往復します。この動作を繰り返して検綱の終点の竹まで行きます。

04磁気異常物の現し、揚収

簡易磁気探査機の反応を確認しつつ磁気異常物の位置を確定した後、磁気異常物を現す作業に移ります。この時、海底土砂の性質により掘削する道具を選びます。磁気異常物の形状が現れ、危険物と思われる場合は作業を中止し、関係各所に連絡を取り支持を仰ぎます。(この時、危険物らしきものの位置に国際信号機B旗を掲げます。)危険物ではないと判断できれば揚収作業にかかります。磁気異常物揚収後、その箇所から再度探査作業を開始し、残りの探査区域内を探査します。
Main equipment

潜水探査に使用する主な機器Main equipment

磁気探査機

磁気探査機

島津製作所 MB120
海底などにある鉄、ニッケルなどの磁性体金属でできている物体及び直流電流の流れている物体を探知します。
エアリフト

エアーリフト

高圧の空気を筒先に送り込むことで気泡の上昇力によって水、泥、砂などの堆積物を除去し磁気異常物を現わす。
GNSS

GNSS

人工衛星を利用して地球上の現在位置を計測するシステム全般の総称。弊社ではD-GPSのトリンブルSPS356を使用し設標を行っている。